車検とは、国が定めた基準、公道を安全に走行できる基準(保安基準)を点検し不適合の箇所を整備するものです。

車検の範囲内の整備では「今は安全に走行できます。」という証明になり1ヵ月後にバッテリーがあがるなどの故障のトラブルへの対処はしません。車検だけの整備で何年もトラブル無しで乗り続けられるのは、車に詳しい方か、興味があり車を日頃からメンテナンスしている方だけでしょう。

エンジンオイルが汚くても車検には受かりますし、バッテリーが弱くても車検の時に始動に問題が無ければ合格します。

車検に受からない項目

車検に受からない項目は、例えばブレーキランプが点かず後方の車に合図が出来ない、ワイパーゴムが切れて拭き取りが悪く視界確保が出来ない、足回りのブーツが切れて部品の保護が出来ていない、など。これらは交換をして車検の基準に適合するようにします。
他にも、オイル漏れや車高が基準値の最低地上高9cmに満たないものを整備したりなど、いろいろな基準があります。基準に適合していてもオイルの汚れがひどい、バッテリーが弱い、ブーツに亀裂があるなど整備をオススメする部分を整備、交換することを予防整備と言います。

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